← 映像に戻る

VESPER

A CITY BETWEEN WORLDS / 制作ノート

巨大な惑星の下で、列車と物流機械が今日も都市を動かしている。遠くのゲートが開くと、一隻の貨物船が出航する。駅、生活のある街区、宇宙港、そして駅へ戻る60秒の3D短編。

惑星を背景に、巨大なゲートから出航する貨物船
完成映像の46秒地点。Blenderで描画した実際のフレーム。

街の規模と、そこで続く日常

列車、駅、階層のある建築、作業ロボット、配送ドローン、貨物船、ゲート、惑星を3Dで制作。金属の継ぎ目、支柱、手すり、窓、運行灯など、小さなものを巨大建築のそばに置き、距離と大きさが伝わるように構成した。

カメラは4つの画角をゆっくり移動する。駅では長い列車、街区では配送の仕事、宇宙港ではゲートの開口と船の出発へ視線を向ける。最初と最後の都市とカメラの状態は一致し、繰り返し再生できる。

0–16秒高架駅と列車。層になった都市へ近づく。
16–30秒照明のある街区。小さな配送ロボットとドローン。
30–48秒宇宙港。巨大ゲートが開き、貨物船が出る。
48–60秒駅の眺めへ戻る。船は上空へ抜け、都市の日常が続く。

コンセプトから3Dへ

まず制作設計を調べ、光と密度の目安になるコンセプト画像を生成した。建物や乗り物の形状と動きはBlenderで組み立て、別途生成した工業用パネルの画像を材質に使用。表面の細かな継ぎ目と汚れに、3Dの面取り、反射、ボリュームの霧を組み合わせた。

制作前のコンセプト。紫と青の惑星都市、高架列車、巨大ゲート
画像生成による制作前のコンセプト。上の完成映像とは別の参考画像。

一次資料を付した制作設計を読む ↗

音楽と効果音

静かなシンセの和音と、間隔を空けた短い音によるオリジナルの環境音楽。列車の通過、配送機械、ゲートの共鳴、船の低い響きも合成して重ねた。音楽・都市・ゲートの素材は別々に保存し、後から音量やタイミングを調整できる。音は再生画面の「音をつける」で任意にオンにできる。

制作仕様

映像60秒 / 24fps / 1,440フレーム / 1920 × 816
制作・描画Blender 4.5.13 LTS / EEVEE / GPU描画
画作りAgX、64サンプル、反射、ボリュームの霧、被写界深度、モーションブラー
交通と作業列車15両 / 作業ロボット45体 / 配送ドローン9機 / 貨物船1隻
音声オリジナル合成音源 / 48kHzステレオ / 約-19.93 LUFS
公開形式H.264 / AAC / MP4。高品質の原本と編集用データは別途保存。